2012年9月2日日曜日

第2回 LODチャレンジデー@名古屋

第2回LODチャレンジデー「Linked Open Data 入門」


  • 日時 2012年09月01日(13:00-17:00)
  • 場所 中部大学 名古屋キャンパス 6階610講義室 (愛知県名古屋市中区千代田5-14-22)
  • 主催 LODチャレンジ実行委員会
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プログラム

  1. オープニング
  2. 基調講演「LODデータセットSOCIAを用いた住民参画Webプラットフォーム」(名古屋工業大学 大学院工学研究科 白松俊准教授)
  3. LODチャレンジの紹介((株)MetaMoJi 乙守信行氏)
  4. Linked Open Dataとは((株)東芝 長野伸一氏)
  5. JavaScriptで作るLODアプリケーションサーバ - RDFサーバとAppサーバの分離(中部大学 藤本椋也氏,年岡晃一氏)
  6. 公共データのRDF化と公開を簡単に行う方法((独)理化学研究所 豊田哲郎氏)
  7. サーバを持たない人でもアプリ開発する方法((独)理化学研究所 下山紗代子氏)
  8. クロージング

メモ


「LODデータセットSOCIAを用いた住民参画Webプラットフォーム」(白松氏)
…実験室の中で確定した自然科学系のデータではなく、社会の中で時々刻々変化する非定形的な事象をOLD化する貴重な試み。具体的な内容は次の資料に詳しい。
Linked Data を用いた住民参画システム O2 (PDF)
- 住民参画Webプラットフォーム O2 における関連情報構造化システム (PDF)
- 住民参画Webプラットフォーム O2 における関連情報を用いた議論支援システム (PDF)
- 住民参画Webプラットフォームのためのニュース記事と意見の構造化 (PDF)
発表後の長野氏の質問 — (1)住民にとっての具体的なメリットは? (2)時間経過に伴うコンテキストの変化にはどう対応するのか? — が鋭い。garbage in, garbage out という言葉もある。実験室で実証された自然科学系のデータと違って、社会的なデータは変化し続ける。古くなり現実とずれたデータをいくらつないでも、むしろ住民に有害な情報を提供することになりかねない。最初にRDFデータを作るのは元データさえあればある意味簡単だが、その後アップデートし続けることが難しい。

「Linked Open Dataとは」(長野氏)
…LODに関する基本的な解説。次のスライドに沿って行われた。
Linked Open Dataとは
LODを検索する
LODクラウドの図、一見つながっているように見えるが、分野ごとに内部でつながっているだけで、異分野間のつながりはまだ弱いとのこと。納得。
発表の最後に神崎正英氏の次の言葉が紹介された。
リンクするデータは、大規模データを持つ組織のためだけのものではありません。小さなデータもきっと誰かにとって有益です。」(Linked Open Data Challenge Japan 2011 に寄せられた応援メッセージ)

「JavaScriptで作るLODアプリケーションサーバ - RDFサーバとAppサーバの分離」(藤本氏、年岡氏)
…バックエンドとフロントエンドの分離、バックエンドのカプセル化、フロントエンドのためのJavaScriptライブラリの提供、等のお話。JavaScriptライブラリは次の場所で公開されている。
RDFサーバープログラムSparqlEPCUとの通信用JavaScriptライブラリRDFmgr
RDFmgr 仕様書 v0.1

「公共データのRDF化と公開を簡単に行う方法」(豊田氏)
「サーバを持たない人でもアプリ開発する方法」(下山氏)
…LODチャレンジ2011のアプリケーション部門で最優秀賞を受賞した LinkData、およびその後開発された LinlData App のふたつのWebサービスを利用して、RDFデータおよびアプリケーションを簡単に作成するためのチュートリアル。チュートリアル終了後にハンズオンセッションが行われた。
データの修正の仕方についての説明がサイトにないのが残念。

関連リンク